USB機器を作りたい その2
写真の基板は自作のUSB開発ボードです。
PIC18F2450と開発に必要な部品を載せているのですぐに開発が出来ます。
全てのピンをピンヘッダに出してるのでオシロやロジアナで見れるのも便利。
PICKIT3の隣の四角いのは800円で買ったロジアナです。24MHz8ch。
そしてInterface 2010年3月号と"USB概説 - AVR.jp"とPICのデータシート、これがうちのUSB開発環境の全てです。
それと開発環境がLinuxなので強力なデバッガとしてdmesg、WindowsだとSnoopyPro、AndroidだとUSBの接続情報を見るアプリをいくつかです。
Macは相変わらず持ってません・・・。
んで、タイトルの『USB機器を作りたい その2』ですが・・・。
2018-7-2の記事にも『USB機器を作りたい』と書いており、その後のことを書くのを忘れてましたがUSB関連のコードをフルスクラッチしてUSB機器として動かすことに成功しました。
その成果物の第一弾として世に出たのが『カスタムアケコン n-pc4シリーズ』です。
あれはメーカー配布のライブラリやフレームワークを使わずに全てアセンブラでフルスクラッチしたものです。
プログラムメモリ使用量も全体でたしか10%以下でめちゃくちゃ少なかったと思います。microchip社のUSBフレームワークを使うとめちゃくちゃ容量を消費するようでメモリの少ないPICだと載せられなくて大変みたいなことをどこかのブログで読んだような読まなかったような・・・。
さてさて、本題です。
もうアセンブラで書くのは疲れました・・・。
去年の年末からとある物の開発をすることになり、ゴリゴリ四則演算する物でアセンブラだと大変なのはわかっていたのでCの勉強をしてました。
このC言語の便利なこと便利なこと!
アセンブラで長々と書いてたことがCだと数行で済んだりmath.hが便利だったり今更ながらビックリしました。
そこで、USB機器の開発をCでやりたいと思ってMicrochip Libraries for Applications(以下mla)のUSB関連のデモプロジェクトを見てみたんですが、何がなんだかさっぱり・・・。
ヘッダファイルとソースをいくつか持ってきて使うPICに合わせてちょこちょこっと書き換えてメインの処理は自分で書けば使えるんだろうと思っていたがあまりの複雑さにビックリ・・・。
なんで?なんでこんなに複雑なの?USBの規格自体複雑だからわかるけど、フレームワークも複雑にする必要ある?
もうこの際だからCで簡単に開発出来るようにUSBフレームワークもフルスクラッチしちゃおうかと思ってます。アセンブラでも作れたんだからCならもっと簡単に作れるだろうと。
そのmlaのUSBフレームワークってUSB搭載PICなら16Fでも32MXでも何でも共通してササっと書けるもんだと思っていたので、そういうモノを作りたいんです。
え?18F14k50を使えって?
あーあー聞こえなーい!だって梅沢無線で売ってないもん!
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